『ウォーゲーム・ハンドブック 2011』を買った。
2015/03/02
a-gameで注文していたウォーゲーム・ハンドブック2011が届いたー!
去年買ったウォーゲーム・ハンドブック2010が面白かったので、今年も買ってしまったのだ。<
いや~、やっと届いたよ~。
3日前に予約して、その間二百三高地とか、日本海大海戦
とか観て復習してたよ~・・・。
「乃木は・・・・やれます!・・・やります!(cv.笠智衆)」とかモノマネやりつつ。
まあ、そもそもウォーゲーム・ハンドブックとは何ぞやって方はこちらを見ていただきたいのだが、簡単に言うと、アナログ版ウォーシミュレーションゲームの入門誌だと思ってもらえればOKだ。
コンピューターゲームで言えば、大戦略とか、昔のKOEIのゲームみたいなものデスね。あれを紙の上でコマとか使ってやるのです。
・・・あれ?逆かな?紙のが、コンピューターになったのほうが正しいな。
んで、本誌には入門者向けのゲーム紹介とか、ゲームそのものが付いてるんですね。
それで、今回付いてきたのが、『日露大戦』だ!
舞台は言うまでもなく、日露戦争だ。
日露戦争と言えば、有名な日本海海戦と、旅順要塞攻略戦だが、今回は陸戦にフォーカスしている。
ルールは簡単で、12ターン以内にロシア軍の士気を0にすること。ロシア軍は1でも士気が残っていれば勝利となる。士気はユニットを失ったり、拠点を失ったりすることによって減っていく。
もしくは、敵軍の補給路(ユニットの増援が出てくる場所)を占拠すると、ターンを待たずして、勝利となる。
マップ全景。
左の端に旅順要塞が見える。右上には奉天。
史実では、日本軍は遼陽に進撃しつつ、旅順要塞を攻略し、旅順艦隊を封鎖して日本海海戦を勝利に導いた。
日本軍はマップ右下の義州にほど近い場所(朝鮮半島から増派という扱い)から進軍。
道路沿いにマップ中央の遼陽もしくはマップ左端の旅順方面に進撃する。
日本軍は戦闘力で露軍に劣る。そのかわり機動力に優れ、スタック(積み重ね)が出来るため、積極的な攻めを見せる必要がある。
対して、ロシア軍は右上の奉天方面から増援を呼ぶことが出来る。
列車を使って、大きく兵を動かすことも出来る。
そして、マップ左方面。旅順方面にはいつ攻め入るかが問題だ。ZOC(Zone Of Control)の影響で、通常、正面作戦しか出来ない。史実通りに屍山血河を生むのか・・・?
さて、そんなわけで、ついに始まった日露大戦!写真を撮りやすい都合上、ワタクシは皇軍担当。カミさんには露軍を担当してもらう。
第1ターン、まずはカード補充!3枚をめくる。
このゲームではカードの運用が重要だ。
カードそのものの効果も大きいが、カードを捨てることによって、移動や戦闘をもう一度行ったり、増援を呼んだり出来る。カードの扱い如何によって、大きく戦局が変わるのだ。
自分のターンが回ってきたときに、まず初めに3枚までカードを補充するのだが、今回、なんとその内の1枚が征露丸!(第1ターンで引いた場合は捨てなければならない)。幸先が悪い。いきなり残り2枚だ。だが、くよくよしてられん。
我が皇軍は義州めがけて3部隊で進撃す。
ヒャッハー!露助は 消毒 粉砕だー!(当ブログには不適切な表現があります)
敵は撤退をするも、撃滅するに至らず。
第2ターン、露軍は退却先の荒地より我軍を攻撃す。なんと撃滅。スタックしていた内の1部隊を失った。さらにカードの行使により、マカロフ中将が進撃するも、名参謀、秋山真之がそれを阻止した。
さて、皇軍のターンであるが、さらに遼陽方面に進撃すべく、果敢に攻撃を仕掛ける。カードを1枚捨てて、攻撃力を+1すると、2方面より攻撃。しかし、遺憾ながら今回も敵を後退させるだけに留まった。残りのカードを使い、1部隊を大孤山に揚陸した(ここまでが上記写真)。
そして無念ながら、このターンで1部隊撃滅されてしまったので、士気判定をしなければならない。
1部隊なので1以下(つまり1のみ)の数字を出さなければ大丈夫だ。軽い気持ちでダイスを転がす。
ふーん。
まさかの1!
そんなにショックだったのか!?皇軍に走る動揺。イカン。何とか敵を粉砕し、挽回せねば(ドツボにはまるパターン)。
第3ターン、露軍は不利と見たか、さらに摩天嶺方面に撤退し、遼陽から援軍が南下した。そしてカードを捨て、ヨーロッパよりシベリアに援軍を送る。
好機!敵は撤退したぞ!今度こそ撃滅し、英霊を弔うのだ!前回ターンで大孤山から北上していた部隊を急遽合流させる。3部隊で囲み、さらにカードを捨てて攻撃力+1に。皇軍の攻撃力7に対し、相手は荒地に陣取っているので防御補正+1の合計4。7-3で+4だ。今度こそ粉砕しちゃる!
え・・・DR?(防御側退却)またデスカ?
え・・・カード使う?
え・・・何それ「十字砲火」?
DRをAE(攻撃側損害)にする?マジですか?(今、冷静になって見直してみると、これは旅順要塞に対する攻撃時にのみ発動出来る。でも、この時は冷静では無かったので、そのままスルー。よく見なかったほうが悪い)
・・・・。
♪ここは~お国を何百里~ 離~れて遠~き 満州の~・・・
早い!「戦友」が流れるのはまだ早いよ!
まだどこの拠点にも着いてないよ!
さらには、露軍はカード「シベリア鉄道」を使用し、ヨーロッパより精鋭部隊をシベリアに向かわせた(戦闘力5移動2)。
あ~か~い夕日に て~らさ~れて~・・・・
だからまだ早いって!
結局、そのターンで露軍は反撃に出、さらに我軍が1部隊撃滅してしまった・・・。
いかん。完全に劣勢だ・・・。むむむ。
よし。
転進。てんしーん!
一端、退いて態勢を立て直すのだ!退却にあらず!
さらに大孤山より2部隊を増援として送り込んだ。よし、士気も保ったし、これでなんとか・・・。
ぎゃー!攻めてきたー!
さらに「ウラジオ艦隊出撃」。我軍はカードを1枚捨てねばならない。
耐えろ!耐えるんだ!皇国の興廃はこの一戦にありっ!
敵は戦闘力は上とは言え、たかが1個軍。しかも川越しの攻撃だ。
深追いした己の身を呪うがいい!!
・・・って、ぎゃー!突破ー!
ウラー!(カミさん軍)
・・・・。それが我軍が見た最後の露軍でしたとさ。
その直後にカードを1枚捨てての「強行軍」発動により、我軍は朝鮮半島への退路を失った。
こうして、たった数ヶ月で満州どころか朝鮮半島の権益も失ったのである。
日本はこれから露軍の本土上陸に備えて防備を固めねばならない・・・。
って、なんだよコレ! (ノ`Д´)ノ彡┻━┻
明日は絶対にリベンジしちゃる・・・。
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Comment
1. 私も早く購入したいです
JpYujiさん、初めまして、こんにちは。
ウォーゲームハンドブック2011ですが、なんとなく他のゲームをいじっているうちに買いそびれています。
やっぱり、面白そうなので、早く買いたくなりました。
これからも、覗きに来ます。
2. Re:私も早く購入したいです
>負けゲームから人生を学ぶ男さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
先日、秋葉原某所で行われたSLG-CONでも日露大戦は盛り上がったようです。
当ブログにて、少しでも面白さがお伝え出来たのなら、とても嬉しいです。
こちらからも拝見しに参りますので、よろしくお願いしま~す。